北 の S L |
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関 西 以 西 の S L |
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機関庫の風景 |
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8620形
(1C形) |
日本国有鉄道として、旅客用蒸気機関車国産化第一号が8620である 大正3年〜昭和5年までの17年間に合計687両が誕生した 大正初期の代表的旅客用機関車で東海道、山陽の花形であった 8620号機は青梅鉄道公園に静態、8630号機は京都梅小路に動態保存。 全長 16.765m 機関車重量 48.83t 炭水車重量 34.5t 最大出力 630馬力 |
C11形
(1C2形) |
C11は、都市近郊線や支線の短区間旅客列車用に製造されたタンク機関車 昭和7年〜21年に381両が製造され最後の最後まで頑張った機関車である。 C11 64号機は、現在京都梅小路に動態保存。 全長 12.65m 機関車重量 66.05t 最大出力 610馬力 |
C12形
(1C1形) |
簡易線用に製造された蒸気機関車C12 C11と似ているが従台車が1軸で全長も1.3m程小さい デフレクタ(除煙板)が付いていない近代蒸気機関車もC12の特徴 昭和7年〜22年の16年もの長期にわたり293両が製造された。 各地に静態保存されているが、動態保存は無い。 全長 11.35m 機関車重量 50.0t 最大出力 505馬力 |
C55形
(2C1形) |
C55になり初めて、蒸気ドームと砂箱が一体化される スポーク動輪に、水かき状の補強がつき、その他全面に溶接工法が採用された 昭和10年〜12年に62両製造されたがC57の出現により製造を打ち切られた。 C55 1号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 20.28m 機関車重量 66.04t 炭水車重量 47.0t 最大出力 1,040馬力 |
C57形
(2C1形) |
近代的旅客用蒸気機関車としての先駆者 C55までのスポーク動輪をやめて、D51と同じようなボックス形動輪を採用 スタイル良し、性能良しで昭和12年〜22年に201両製造された そのスタイルの良さから「貴婦人」と呼ばれ人気が高かった。 C57 1号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 20.28m 機関車重量 67.5t 炭水車重量 48.0t 最大出力 1,040馬力 |
C58形
(1C1形) |
客貨両用の中型機関車として、昭和13年から第1次形382両、 第2次形は昭和21年〜22年に45両製造され、合計427両が誕生 万能機関車の為、全国殆どの線区に配置された。 C58 1号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 18.275m 機関車重量 58.7t 炭水車重量 41.5t 最大出力 880馬力 |
C61形
(2C2形) |
D51のボイラを流用、C57系統の走り装置を装着して誕生した D形機関車をC形機関車に改造した第一号で 昭和22年から合計33両が製造され、2C2形としては日本初の機関車である。 C61 2号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 20.375m 機関車重量 79.46t 炭水車重量 48.24t 最大出力 1,390馬力 |
C62形 (2C2形) |
狭軌の国鉄では、最大最強の旅客用蒸気機関車ボイラが大きく火室が広いため 自動給炭機が装備され、蒸気機関車としては最も近代化されたものである D52のボイラを利用し、昭和23年と24年に合計49両誕生 無煙化されるまでの主要幹線で、特急、急行列車の先頭に立っていた 当時東京〜大阪間を最速で走った特急「つばめ」を牽引 中でもC62 2号機は余りにも有名で、現在京都梅小路に動態保存されている。 全長 21.475m 機関車重量 88.83t 炭水車重量 56.34t 最大出力 1,620馬力 |
9600形
(1D形) |
大正初期本格的に国産化された優秀貨物用蒸気機関車が9600である 大正2年〜大正15年までに合計784両が誕生した これはD51に次いで2番目に量産された機関車である。 9633号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 16.563m 機関車重量 60.35t 炭水車重量 34.5t 最大出力 870馬力 |
D51形
(1D1形) |
通称 「デゴイチ」 蒸気機関車に興味のない方も 「デゴイチ」 と言えば お聞き覚えの方も多いはず、それがD51形蒸気機関車である 貨物輸送が増大するのに対応するため、昭和11年〜昭和13年に、 第1次形95両、その後昭和20年までに第2次形859両、第3次形161両 合計1115両も製造された 従来、荷車のようなスポークだった動輪を初めてボックス形スポークに変更 特に第1次形は、煙突、給水加熱器、蒸気溜め、砂箱を一体化した半流線形で 「ナメクジ」の愛称で親しまれた。 D51 1号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 19.5m 機関車重量 76.8t 炭水車重量 46.2t 最大出力 1,280馬力 (第1次形) |
D52形
(1D1形) |
昭和18年末、第二次大戦末期、輸送力強化のために誕生したのがD52 我が国最大最強の貨物用蒸気機関車 ぎりぎりまでボイラを大きくしD51より3割も馬力を上げた設計であった 昭和18年〜20年に285両製造されたが、その後C62やD62に改造され 約160両が頑張っていた。 ラストナンバーのD52 468号機は、京都梅小路に動態保存。 全長 21.005m 機関車重量 84.3t 炭水車重量 54.1t 最大出力 1,660馬力 |
D61形
(1D2形) |
D51の従輪を2軸に改造し、動輪上軸重を軽減させ9600形の補充として 作られた蒸気機関車がD61である 昭和34年〜36年にD51よりわずか6両改造されたこのD61が、 最後に命名された蒸気機関車となり、マニアには人気が高かった。 全長 19.78m 機関車重量 80.2t 炭水車重量 47.4t 最大出力 1,280馬力 |